インド映画「ツーリストファミリー」を観てきました!
スリランカに住む家族が、南インドのチェンナイに密入国して、インド人として生活するというストーリーのインド映画「ツーリストファミリー」を観てきました。

スリランカで経済的に困窮して、南インドチェンナイに住むお兄さんに手引きしてもらい、船でインドに到着したこの家族は、身分証明書なども偽造して、インド人のふりをして、住まいや仕事、学校などに順応していきます。そう、ツーリスト(旅行客)みたいにふらっと入国して、何食わぬ顔顔で、国内から引っ越してきたみたいに振る舞うファミリーなのです。
自分がスリランカ出身だとバレないように生活するだなんて、普通に考えて無理だと思うんですが、どうも映画を観てると、スリランカ人ってインド人と見た目変わらないんですよね。そして、話す言葉は南インドでよく使われているタミル語の方言みたいな感じで、ほぼ同じなんだけど、ちょっと言い回しが古いみたい。
インドにはたくさんの民族が暮らしていて、見た目もグラデーションがあり、文化も食べ物も言語も多種多様なものが混雑しています。だから、スリランカ人と南インドの人の方が、北インドと南インド人よりも近い感じなんだろうと思います。パキスタンも(インドと仲が良くないけど)そんな感じ。バングラデシュもおそらくそんな感じだろうと思われます。
この家族が使うちょっと古い言い回しのタミル語がこの映画のキーになり、それがとても興味深かったです。私はやっぱり言葉が好きなんだなと再認識しました。
この映画を観ようと思ったのは、色々理由がありました。まず「移住」という、インドで異分子として暮らすという設定が、他人事ではないと思ったこと、監督が割といきなり(助監督などを経ずに)監督として映画を撮ったこと、有名な俳優が1人も出ていないのに話題をさらっていること。何よりも、家族や人のつながりを描こうとしただけなのに、意図せずに政治的なメッセージが入ったということです。なんかすごそうだなと。
栃木でこの映画が見られるのは、小山と宇都宮の小さな古い映画館だけということで、その小さな映画館「ヒカリ座」に行ってきました。

なんだか昭和を感じる狭めのアットホーム感がある映画館で、懐かしいなと思う私を尻目に、ついてきてくれた中1フローレン は「怖い」と。でも映画を観終わる頃には慣れて、「ここいいね!また来よう」と好感触でした。笑

とにかく子どもが可愛くて、人々の優しさと機転と暖かさがじーんとくる、良作でした。またどこかのサブスクで観られるといいなぁ。
インド映画「RRR」ももちろん観たし、ああいういかにもインドのノリで、ゴージャスでスピード感あってツッコミどころ満載も大好きなんですが、こんな生活感が垣間見える映画も好きだな。ちなみにどちらにもダンスシーンはちゃんと?!ありました。笑



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