バサントロークマーケットとアンビエンスモールへ【デリー】【グルガオン】

インドでショッピング

 

バサントロークマーケットの最初の印象

話が前後するが、インド到着後翌日の週末に、旦那氏に初めて連れて行ってもらったのは、「アンビエンスモール」グルガオン店と、バサントロークマーケット。綺麗な巨大ショッピングモールであるアンビエンスモールに先に行ったため、バサントロークマーケットが私の記念すべきローカルマーケットデビューである。

後から考えると、マクドナルドもダンキンドーナツも映画館もあり、割と大きくて比較的おしゃれな若者の集うマーケットであったのだが、最初の印象は…

な、なんじゃあ~こりゃあ~!

と心の声が出ちゃうくらいの、地面ドロドロ、犬のうん○が落ちまくり、ハエ飛びまくりの不衛生極まりない場所であった。
しかも物乞いらしき女性が近づいてきて、子供連れなので余計に怖い。
でっかい犬が食べ物屋さんの真ん前で自由に寝てる!コレ狂犬病の疑いがあるので噛まれたらオシマイ!(一応我々、会社から指示された予防接種はしてるけど、噛まれたら結局24時間以内に病院へ行く必要がある)
肉屋さんはなんかすごい匂いやし、そもそも肉って言っても鶏肉しか売ってへん!!
ソーセージ もハムもあるけど鶏肉やん!
そして魚のこの匂い、確実にダメになってるやつやん!!

と、余裕をなくし、心の中で関西弁でつぶやく私。
この最初の画像が全くない当たりから、私の余裕ゼロっぷりが伝わるのではないでしょうか。

お店はそれぞれ個人経営で、狭い間口から狭いお店に入ってパンを買い、次に肉屋さんにまた入って肉と卵、次に八百屋さんで野菜を…と、入口の段差を出たり入ったり。子どもを連れてるとさらに面倒くさい感アップ。
でもここが「日用品がなんでもそろうマーケット」であると、半年ここで暮らした旦那さんが言うのであった。

バサントロークマーケットののちの印象


てことはつまり、ここで買い物しないと生きていけないってことね!?と私は思った。
が、もちろんそんなことはなかったのだ。
後からわかったが、デリー在住日本人妻は日用品を買いに行く場所として「バサントビハールCブロックマーケット」「Eブロックマーケット」「大和屋」「INAマーケット」が基本であり、このバサントロークはキッチングッズや雑貨、カフェ、映画館を利用するときに来るような場所であった。

駐在妻が必ず通ることになる道であるが、鉄則として
「旦那さんの生活情報はあてにならない。頼りになるのは同じ駐在妻仲間の口コミ情報である」
という話は以前もしたと思う。大事なので二度書きましたよ。(笑)
でも旦那さんたちを責めないでやってほしい。彼らは平日は仕事があるし、動けるのは土日だけだし、結局家族分のごはんを毎日作ったことがないのである。過分に期待してはいけないのである。

インドで海外の商品は高い。めっちゃ高い

仕方ないので、私のガソリンであるビールを酒屋さんに買いに行く。
でもなんか暗くて人が少なく、男性ばかり。表にあるビールは全部輸入品。
ちなみにインドでは輸入品は関税ががっつりかかるので、全体的にバカ高く、なるべくなら買いたくない。
日本も高いんだろうけど、もっと高いのです。

ジャムの小瓶が800円とか、チーズひと箱1000円とか、そんな感じ。ビールもコロナの小瓶で800円くらいだったかな。

で、裏面に書いてある値段や原産地をよくよく見て、正しいインド産のビール、キングフィッシャーをゲット。
これはインド在住日本人はよく飲んでいるビールであるが、事前情報もないのによくたどり着いたな私。必死だな(笑)

ここにはその後また何回か行き、慣れてくると、マーケットの中にはもっと他に、映画館やダンキンドーナツがあることにも気が付き、電気屋さんや、日用雑貨がなんでも手に入ると評判の高い「オサバ」もあるし、もう少し高級な雰囲気のスーパー「マルシェ」などもあると知った…(マルシェは2020年現在はもう閉店しているらしいが、おしゃれなカフェや雑貨屋さんが次々オープンしているらしい)よかったよ。選択肢が他にもあって。

 

一方洗練されたアンビエンスモールの中にまさかの日本語発見

これは最初に行ったアンビエンスモールの中にある謎のブランドショップの、リフォーム中お知らせ。
「極度乾燥(しなさい)」とでかでかと書いてある。
superdryを直訳すると命令文になるのね、と妙に納得。
これはのちにわかったのだが、日本語も含めて、イギリス発の高級ブランドの名前なのである。
中にはちょっとクールなTシャツとかが売ってるんだけど、微妙にこの日本語ロゴが入ってるため、我々には買いづらい。
でもインドでは日本語表記がほとんどないので、はっと目を引く、かなり斬新な雰囲気である。
日本でこのブランドを見かけることがないのは、アサヒビールの商標と被ってしまっているため、日本に上陸できないらしい。
つまり、東南アジアによくある「なんちゃって日本語」Tシャツとは立ち位置が違うようである。

余談になるが、このインクレディブルインディアにおいて、カミングスーンの「スーン」は、語感ほど「もうすぐ」ではない、
どちらかというと日本語で言うところの「遠い将来」くらいの語感であることも、後に嫌というほどわかってきたのであった。

 

コメント

  1. 早塚七海 より:

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    こんにちは!学生時代から、インドに憧れがあって、いつか住みたい!と思っています。今はベトナムにおるのですが、インド人の知り合いが出来たので、体験をしたくこちらにたどり着きました(*^▽^*)これから、お勉強させて頂きます♪
    あのブランドは、ヨーロッパのブランドで、なかなか人気があるそうです笑笑
    私は、ずっと中国のパチモンかと思ってました だって日本語があまりにテキトーなんですもの

  2. hokkori より:

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    >早塚七海さん
    分かります。あれはイギリスブランドで、かなり上質なブランドだそうですね。
    でもアサヒのビールの商標登録に引っかかり、日本上陸はできないとか。
    タイでよく見る、なんちゃって日本語Tシャツとは成り立ちが違うようです。

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