様々なドライバーと、カルナータカフードセンター | 駐妻ほっこりマダムのバンコク・インド・とちぎLife

ファミリードライバー、ダンちゃんが辞めて

2週間が経とうとしている。

その間テンポラリーのドライバーが

次々と来てはまた去り…

彼らの経験値がわからないため

毎回「日本人学校は知ってる？」

と聞くところから始める。

だいたいは知っているが、

習い事などの場所は一から教えるため、

確実に時間が足りず遅刻する毎日。

こうなることは想定内だが、

なかなかジワジワくる感じだ。

その中でひときわ印象深い

おじいちゃんドライバーがいた。

おじいちゃんコワモテドライバーNさん。

元々マスタードライバーである。

今回私のような分刻みでスケジュールを

送っているマダムのところに、

幸か不幸か（不幸だよ）回されてきた。

で、イキナリ

「前のファミリードライバーはなぜ辞めたのか？」とズバっと切り込んできた。

いやー…

ホント…

…ねえ？

こっちが聞きたいくらいやわ。

と思いつつ、「分からないけど、

多分給料の問題だと思う」と答えると…

「そうだ！会社の制度が変わり、

stickyになった。

マダムは少し残業代を支払うべきだ」

今回のことで私の覚えた英単語

sticky

粘つく、ドロドロした、空気が悪い、

やりにくい、むずかしい、といった意味。

「いや、そうは言っても、

私がルールを破ることはできないし、

夫とも話したんだけど…」

と言いかけると

「マダム！誰とも議論してはいけない。

あなたがそうすればいいだけだ」

と。

「ファミリードライバーは、残業代がなければ

月1万ルピーくらいだ。

家の家賃、子どもの学費、

毎日のお昼はちゃんとしたものを食べると

140ルピーはかかる。とても

やっていけない。

お弁当を作ってくれる人が

いないドライバーもいる」

うーむ、確かに先日行った

カルナータカフードセンターの

サウスインディアンターリーは

140ルピーであった。

Ground Floor, Delhi Karnataka Sangha, Rao Tula Ram Marg, Sector 12, R.K. Puram, Sector 12, RK Puram, New Delhi, Delhi 110022

ここ、何気に私の知ってる中で

1番安くて美味しいバルです。

まだ一位を覆されない。

これを毎日食べていたら…

それだけで3000ルピーくらいかかるよね。

ドライバーは30ルピーくらいの食事を

しているのかと思っていたけど、

それはないんだね？

まあ、そもそも1万ルピーじゃ

給料足りないよね。

さらにNさん、こう続ける。

「ファミリードライバーは不幸だ。

時間が短いし、その割に色々な場所を

たくさん運転しないといけなくて、

大変な割に給料は少ない。

その点マスタードライバーはいい。

朝早くから遅くまで働けるし、

行き先はいつも会社だし、

昼間はずっと待ってるから、

寝ていればいいだけだ。」

うんうん、そうだよね。

知ってたけど、改めて

ドライバーの口から聞くと、

ファミリードライバーとして使う立場の私、

なんかフクザツである。

でも私にはどうしようもない。

最初は聞いてたけど、あまりに何度も言うので

「そんなことは私はわかってるよ！！

でもどうしようもないんだよ！

私は会社に嘘はつけない！」

と、キレ気味に言うと

「おお…あなたがわかってるんだったら

いいんだ」と、静かになった（笑）

キレ気味に感情を込めて言うと

なんか英語がうまく喋れるような

錯覚になるんだと発見。（笑）

そのおじいちゃんドライバーは

親切心でそういう話をしているようで、

全然悪気はない。

ただ、そういうキャラなのだ。

今日で終わりという日には

「2日間ありがとうね。」と言うと

「あなたは幸せ？」って突然質問。

え？という顔をしていると

「あなたは、私といて幸せだった？」

と言い直していた。

あーびっくりした。

根源的な質問かと思った。（笑）

うんうん、幸せだったよ。

一方LINEで繋がっているダンちゃん、

あれ以来連絡はしていないが、

プロフィール写真が更新されていた。

自分の横に一言メッセージ書く機能が

ありますよね？

そこも新しくなっていて

「人生は流れる水のように…」

みたいな言葉書いてた。

うん、

ええ言葉なんやけど…

なんかイラっとするわー。

（笑）

まだまだ修行が足りないな。

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