ニューデリー日本人学校の大きな行事のひとつ、「フィルミレンゲの会」に娘が参加しました

昨日は長女ラスカル(10)のニューデリー日本人学校、最終登校日でした。本帰国や転校などで今日が最終登校日、という子どもがいるとき、全校生徒参加の「フィルミレンゲの会」を開催してくれます。フィルミレンゲはヒンディー語です。最初、この言葉の意味は「 お別れ 」みたいな意味なのかなとなんとなく思っていた。日本でもこういうとき開催されるのって「お別れ会」って言ったりしますよね。

でも、先日のヒンディー語講座で知った「フィルミレンゲ」のホントの意味は

「また会う日まで」だった。

インドでたまたま奇跡のように出会ったこのメンバー、もし本帰国でもしたら「また会う」のは本当に難しいのかもしれない。もちろん、日本でだってひとつ何か違えば、出会えなかった人達ばかりなのは同じなんだよね。ラスカル、みんなの前で挨拶していました。つい8ヶ月前に転入の挨拶をしたのがとても昔に感じる。たくさんの行事と友だちと学びと思い出が詰まった8ヶ月。親もどれだけここの学校に助けられたか…ありがとうございました!

何気に奇遇なことに、次女フローレン(3)も今日がプレスクール最終日。
こんなカードをもらいました。
中には友だちみんなの指のスタンプとこんな言葉。

あかん!!!

これ不意打ちにええ言葉で、 な、泣ける…!!!

最後だし、先生やスタッフの人と写真でも撮ろうと思ってたら、まさかのギャン泣きフローレン。

いつもはこんなこんなことないんだけど…どうやら先に帰ったお友だちの家に行きたかったらしく、泣いて暴れるので、仕方なくすぐ帰った。別れがわからない幼さに、ちょっとまた泣けた。フローレン、通い始めて初めの5日間くらいは泣きながら通っていたが、もう半年でずいぶん慣れて、最後にはこのプレスクールにずっと通いたいと言っていた。初めて母親と離れて、ちゃんと自分の世界を作っていたんだな。

そして今日は長男ハッチ(6)の卒園式。彼はほぼ同じメンバーで進級するけど、本帰国するお友だちと先生とは今日でお別れ。ここでも息子だけでなく、私が一番支えられていた。インドに来て初めての、さまざまな別れが一気に押し寄せてきた感じである。駐在で一番つらいのは、不便な生活でも、食べたいものが食べられないことでもなく、日本語でお買い物できないことでもなく、まさにこの別れなのである…。

すべてのお別れは永遠でなく、また会う日までの挨拶なだけ。と、私も思うようにしよう。

コメント

  1. kotako より:

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    フィルミレンゲ
    また会う日まで
    いー言葉やな!(*^^*)
    ジーーーーンとしちゃったよ。
    また会えたらいいなぁー!
    初めて覚えた言葉が、フィルミレンゲで良かった!

  2. mintgreen0117 より:

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    >kotakoさん
    でしょ、でしょ、じーーーんとするでしょ?!
    別れでなく、また会える楽しみが増えた、くらいに思いたいものです。

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