インドの携帯キャリア「エアテル」との仁義なき攻防戦

1月がまだ10日以上残っておるのに、携帯がインターネット上限に達した、とエアテルからショートメッセージ的なものでお知らせが来た。

エアテルというのはインドの携帯やインターネットのキャリアの会社ね。

上限に達すると、ネットはほぼ使えなくなり、ラインも送れないわけではないけど、送るのに2秒くらい待つ。イライラするストレスがすごい。ただでさえ色々思った通りにいかないこの地において、ネットがさくさく使えないというのは割と致命的なことなのである。

10日分くらい、その場でチャージできるはずだ!と、エアテルの支店へ行く。

ドライバーダンちゃんがなんか聞いてくれてるため、右下に写り込んじゃってますが。

こういうトタン屋根の簡単な建物に見えても、内容はれっきとしたエアテル支社。ここで500ルピー分とかをチャージできるのです。インドではわりかしみんな携帯だけは持っていて、みんなこんなふうにチャージしてる気がする。

が、ここで聞いたところ、私の携帯はprepaid(プリペイド=先払い)ではなくpost paid(ポストペイド=後払い)。つまり、月々固定の金額で契約しているので、ここではチャージできないと。インターネットや電話から手続きしてもらって、プランを変えないといけないのだそう。

私には手が余ると思ったので、旦那に頼んで変えてもらう。それで初めてわかったのだが、今までは500ルピーくらいで、2.8ギガだったそう。めっちゃ少ないじゃないの。そりゃ1カ月の間に無くなっちゃうわ。もしワンランクアップしたら、5ギガで800ルピー(約1400円)だって。全然それでいいじゃん。日本と比べて

異常に安い

これで解決と思ってたら、その翌日、電話がかかってきた。

「へろーう!@¥&◯×¥〓…」(ヘロウだけ聞き取れる。そしてエアテルからだってこともタイミングでわかる。しかし何言ってるかは全然わからない)

「…」(仕方なく無言になるが、私に何か言いたいんだろうなとは分かるので、何か聞き取れるまで待つ)

あのね、こうなるのが嫌だったから旦那さんを通じてネットで申込んだのだよ、エアテルよ。ただでさえ英語がわからない上に、結構ラフな音声だけ、しかもインド訛りの強い英語を、この小さな携帯の穴から私が聞き取れるわけないでしょ。

一応、間違い電話の可能性も否めないため、出川顔負けのブロークンイングリッシュで「メイビーユーロングナンバー(Maybe you wrong number)」と言ってみる。返事できただけでも褒めていただきたい。すると、

「No. ⌘□◯●×⁂…」と流れるようなヒングリッシュ(ヒンディー語訛りの英語)の中に、私の旦那の名前が紛れて入っている。

やっぱりこれは携帯のプランのことだな!と第六感で感知した私。(注…英語力ではないがこの第六感が海外で生活しているとどんどん冴え渡ってくるのである。勉強しない限り、英語力よりこっちが先に成長する)そこで、相手が何言ってるかはわからないので、自分の言いたいこと、プランをビガーにしたいと必死で出川イングリッシュで言い続ける。するとあろうことか!相手はこうのたもうたのである。

「あなた英語できないの?」

ええ、聞いての通り

「英語とヒンディー語どっちがいい?」

えっ、なにその二択?!

ちょっと焦る私。ヒンディーオンリーに交代されたら会話終了しちゃう。「私はジャパニーズだから、ヒンディー語は話せない」

と言うと

「じゃあ、いったい

何語なら話せるの?」

だから…

「アイキャンスピークオンリー

ジャパニーズやっちゅうねん!!」

そしたらなんと「オーケー、後で日本語の話せる人をアレンジするよ。ハバナイスデイ!」

えっ、まさかの提案?!

エアテルに日本語可能なオペレーターがいるというのか?エアテルにそんな底力が?!本当だとしたらエアテルすごくない?めちゃくちゃレアな言語日本語までも網羅してるの?

しかしなぜだろう…

2度とかかって来ない

予感しかしない

結局ネットでもチャージできることがわかり1ギガ10日分121ルピーをチャージしようとピンナンバーだのワンタイムパスワードだの3Dセキュリティナンバーだのと格闘した挙句出てきた画面には

ゴメンね。

テクニカルな問題があって

できなかったよ!

えへ。

みたいなメッセージが。

どないや

しかもそのすぐ後に銀行から

121ルピー引き落とされたよ!

というメッセージが届く。

あ、そう…。そこだけうまいことできたんやね。

まあこんなドタバタを記事にしたところ、

インド山奥の日本語教師生活のCathyさんが

親切にも、コメントでエアテルのアプリを教えてくれた。ありがとうございますー!持つべきものはブロ友です…。

これで1ギガ200ルピーをチャージ出来ました。

ま、これですらスムーズにはできず、試行錯誤しながらでしたが、最後にはサクサク動くようになった!!アプリ素晴らしい!!

インドって、こんな便利アプリがある一方で

この1番下のスプライト一本くださいって言ったらどうなるんやろ…?だるま落としみたいに取るんかな?みたいな風景もあり。満載の荷物を荷台自転車で運ぶ人がいる一方でハイテクな指紋認証タイムカードあり。なんかね、ちぐはぐなんです。どの国もこんなふうにでこぼこしながら発展していくのかな? とりあえず、この一件で分かったことは、インドに来たばかりの時は電話がかかってきてもすぐに切っていたこの私が、少なからず対話できたという成長と、欲しいものがある時は諦めないで欲しいと言い続ける根性が私の中にあったということでした。どちらも海外で生きていくためには必要な要素です!見てろよエアテルめ!!

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